「プログラミングを始めたいけど何が必要かわからない」という方も多いはず。
そこで本記事ではプログラミングに必要なものを紹介しつつ、実際に学習を始めるまでの流れを解説していきます。
これからプログラミングを始める方は、ぜひ本記事を参考に学習環境を整えてみてください。
プログラミング用のツール選定の基本
プログラミングに必要なものを揃える上で注意しておきたい点を説明します。
用途を限定しすぎない
プログラミング用のパソコンを選ぶ際には、「コーディングができればいい」等のように用途を限定しすぎないようにしましょう。
勉強を進めていくうちに学習領域が変わったり、想定より負荷の大きい作業が必要になるケースもあります。
そのため要求スペックのギリギリで済まさずにある程度余裕を持たせておくのがおすすめです。
できるだけ長く使えるものを選ぶ
プログラミングに限った話ではありませんが、仕事で使うものはなるべく妥協せず選ぶのが大切です。
PCの性能が極端に低いと、一つ一つの作業に余計な時間がかかるため学習効率が大幅に下がります。
パソコンの性能は年々上がっていますが、あまりにも低価格なものを選ぶとハズレを引く確率が高まります。もし余裕があるなら、先行投資として一定の性能が保証されているMacbookを選んでおくと安心です。
プログラミングに必要なもの一式
ここからはプログラミングを始めるために必要なものを解説します。
プログラミングに必要なものは、最低限以下の3つ
- パソコン(Windows/Mac)
- インターネット回線
- エディタ/IDE(統合開発環境)
プログラミングは手を動かす環境がなければ何も始まらないため、3つの内1つでも足りないものがある人はすぐに用意しましょう。
PC(Windows/Mac)
プログラミングを始める上で、やはりパソコンは欠かせません。
プログラミング用のPCという観点だと、最低限のスペックは以下
なおPCには主にWindowsとMacがありますが、最低限の性能を満たしていればどちらを使っても大丈夫です。
ただしiPhone向けアプリ作成にはMacが必要になる等、対応するOSが限られる場合もあります。そのためプログラミングの目的が決まったらOSで差異がないかを調べておくといいでしょう。
インターネット環境
パソコンを使う上で当然ですが、インターネット環境も必要です。
プログラミング中には検索や動作確認などを頻繁におこなうため、ネット環境なしでの作業はほぼ不可能といえます。
総合的な利便性でおすすめは固定回線ですが、引っ越しが多いなど事情がある人はホームルーターやポケット回線を検討してみるのもいいでしょう。
ただ作業をするうちに不満が出てくるはずなので、なるべく早い段階で速度制限やデータ容量に悩まされない固定回線に切り替えておくことをおすすめします。
エディタ/IDE(統合開発環境)
プログラミングではコードを書くための環境がPC内に必要です。
エディタはコードを書くのに特化したツールで、PCに初期搭載されているメモ帳などでも一応エディタとして使えます。一方IDEは多機能ですがコーディングには不要な機能があり起動に時間もかかります。
最近は無料で使用できる高機能なエディタがあるので、IDEでなくとも困らない場面も多いです。
これからプログラミングを始めるなら、まずは多くのエンジニアが使用しているVScodeというエディタをインストールしてみてください。
公式ページの案内に従えば簡単にコーディングの準備が整うため、プログラミング環境を揃えるとき最初に試すエディタとしておすすめです。
また必要にあわせて機能をカスタマイズしていける柔軟性もあるので、実現したい機能があれば調べて随時追加していきましょう。
プログラミング環境を用意した後の流れ
環境構築ができたら、あとは手を動かしてひたすら学習するだけです。
すでに学びたい領域があるなら本を一冊買ってみる・学習サイトで一通り学ぶなどの具体的な行動をいかに早くできるかで学習の進度に差が出ます。
基本的な学習の流れについてはプログラミングの始め方の記事を参考にしてみてください。
またプログラミングを勉強しているとどうしても自力で解決できない問題も出てきます。
より早く実力をつけたい・独学に限界を感じた場合にはスクールの活用を検討してもいいでしょう。
TechAcademy [テックアカデミー]など有名なオンラインスクールではメンターに気軽に質問できるため、独力で進めるのが難しいのであれば活用するのも手です。
プログラミングははじめのうちは覚えることが多く大変ですが一度身につけてしまえば間違いなく強力な武器になります。自身の状況・環境に合った学習方法で取り組んでみてくださいね。